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住まいのノウハウ 2022.11.22

「火災に強い家」をつくる 防火性能について解説

準耐火構造に表示される時間の意味

こんにちは。イチマルホームの光畑です。

「火災に強い家づくり」を目指す際は「火の手が上がっても消火活動が間に合うよう、家の崩壊までの時間を伸ばす」ことが目標です。

そのことから、法令上、火災に強い家を「準耐火建築物」と呼びます。準耐火建築物は、「30分準耐火」「45分準耐火」「1時間準耐火」という名前で認定されます。

表示された時間が長いほど、火災の発生から、家の崩壊までの時間が長いということです。

それぞれの認定基準について、ご紹介します。

準耐火建築物に採用される「準耐火構造」って?

準耐火建築物では、各構造部に「準耐火構造」を採用する必要があります。

準耐火構造には、木材を石膏ボードなどの延焼しにくい素材で覆ったり、燃えしろ設計を用いたりする方法があります。

このような方法を用いて、柱、床、梁、耐力壁などに防火性能を持たせます。建物全体として1時間は構造を保てることを認められると、「1時間準耐火建築物」と呼ぶことができます。

45分の防火性能なら「45分準耐火建築物」、30分なら「30分準耐火建築物」と呼ぶことができます。

「1時間準耐火建築物」は、3階建以上の建築物の場合要求されます。「45分準耐火建築物」は、防火地域内の2階建の木造住宅や、準防火地域の3階建の建物などに主に要求されます。

なお、屋根や階段などは条件が緩和されており、1時間や45分の準耐火建築物が要求される場合でも、防火性能は30分で良いことになっています。

「30分準耐火」「45分準耐火」「1時間準耐火」違いはどれくらい出るの?

それぞれに記された時間は、その時間だけ、建物が崩壊せずに立ち続けることを示しています。

耐火構造は、「消化活動を行わなくても」火災終了まで建物が崩壊せずに立ち続ける基準です。そのため、1時間準耐火の住宅では、火災の発生から1時間以上は崩れません。

平成21年のデータでは、40分以内に鎮火する建物火災は約50%、1時間以内の場合は66%となっています。

建物火災の3分の2は1時間以内に消火されています。つまり、1時間の耐火性能があると、高い確率で崩壊を免れることができます。

また、家を守る上では、建物の構造の崩壊を防ぐことだけではなく、「燃え抜け」つまり、部屋から部屋への炎の燃え広がりを食い止めることも重要となります。

このように家の耐火性能を高めることは万が一の際に、自分や家族を守るだけでなくご近所など周りを守ることにもつながります。

イチマルホームでは耐火性能についてのご相談もお受けしています。
岡山で注文住宅をご検討の際はぜひご相談ください。

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