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住まいのノウハウ 2022.06.30

スレート屋根は地震に強い?おすすめポイントと注意点を解説

最近のトレンドは「スレート屋根」と「ガルバリウム屋根」

 

こんにちは。イチマルホームの窪田です。

日本の家づくりで多くみられた瓦の屋根=瓦葺き屋根は、ここ最近の新築住宅で使われることが少なくなってきました。

今増えてきているのは「スレート屋根」「ガルバリウム屋根」の2種類。

このうち、今回はスレート屋根について解説していきます。

 

今、高い普及率を誇る「スレート屋根」とは?

 

スレート屋根は、昨今の新築において代表的な屋根材のひとつです。

「スレート」は粘板岩(ねんばんがん)のことを指し、粘板岩とは垂直に薄くはがれる特徴を持った堆積岩の一種です。

スレートには天然スレート、化粧スレートの2種類がありますが、屋根材として主流なのはセメントと繊維を混ぜて作られる化粧スレートです。

天然スレートは粘板岩を板状に成形したものですが、加工や運搬、さらに施工に至るまで高い技術力が必要なので、とても貴重で高価。

その希少価値から一般家庭での普及は珍しい天然スレートですが、東京駅丸の内駅舎の復原プロジェクトでは屋根材として使われています。

 

スレート屋根の大きなメリットは地震に強いこと

スレート屋根を選択する上で大きなメリットは、耐震性に優れていることといえます。

屋根の耐震性能は、屋根の重量を軽くすることでよりよくなります。

屋根面積あたりの重量が比較的軽いスレート屋根は、瓦と比べると坪当たりおよそ2.6倍もの差が。

そのため、瓦に比べて重量の軽いスレート屋根は耐震性が期待できるのです。

またその他のメリットとして、スレート屋根はデザイン性が高いので好みや屋根に合わせて施工が可能。

塗装できる色の種類も豊富なので、家全体のバランスを調整できる上、価格も比較的リーズナブル。単純な屋根構造から、施工費を抑えることもできるのです。

 

スレート屋根のデメリットは耐久性

フレキシブルに使用できそうなスレート屋根ですが、ここではデメリットについて解説します。

 

耐久性が低い

スレート屋根のデメリットは、瓦葺き屋根に比べて耐久性が低いこと。

瓦葺き屋根はメンテナンス不要で一般的に50年以上保ちます。

一方でスレート屋根は定期的なメンテナンスが必要。およそ20〜30年で葺き替えなければいけません。

 

メンテナンスがいる

前述の通りスレート屋根は耐久性が低いため、定期的なメンテナンスが必要です。

耐久性の低下は、スレート表面の塗装の経年劣化が原因。

塗装においても定期的なメンテナンスがないと、耐久性が損なわれ、葺き替えまでの期間も短くなります。

再塗装はだいたい10年後の時点で必要で、その後も定期的に再塗装しなければなりません。

一方で、冒頭に登場したガルバリウム屋根や瓦葺き屋根は、基本メンテナンスが不要です。

 

強度が低い

スレート屋根の特徴は軽くて薄いことですが、一方で強度はやや低いといえます。

軽いため耐震性に優れているメリットはありますが、ひるがえって地震や強風で割れやすい素材なのが難点です。

2004年以前は強度を確保するためにアスベストが使用されていましたが、今では禁止されています。

 

今は大丈夫?スレート屋根に使われていたアスベストの問題

 

化粧スレートはセメントと繊維を混ぜて作られますが、繊維としてアスベストが使われていました。

2004年以降、1%以上の石綿を含む製品は出荷が禁じられているため、これから新築する屋根材にはアスベストの心配はありません。

2004年以前に建てた家でアスベストが含まれているスレート屋根から、健康被害がただちにあらわれることはないと言われています。

しかし、定期メンテナンスや葺き替え工事を行う際には、施工業者とよく打ち合わせをして臨むことが必要です。

 

選択肢の広がるスレート屋根

このようにメリットもデメリットもあるスレート屋根ですが、好みに合わせてデザイン性やカラーで遊べるのは大きなメリットです。

またさまざまな形状に合わせる柔軟性が魅力で、切妻屋根や片流れ屋根などにも合わせることができますよ。ぜひ検討してみてください。

 

イチマルホームでは、お客様の暮らしに合わせた家づくりを行なっております。ご質問・ご相談も随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください!

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