ブログ
住まいの豆知識から
暮らしのヒントなどご紹介
このブログ記事もおすすめ!
おしゃれな室内ドアの選び方|引き戸・開き戸・折れ戸で後悔しないポイント

こんにちは!イチマルホーム広報の中村です🙋♀️
今回は、家づくりで意外と迷いやすい「室内ドア」についてご紹介します。(以前は玄関ドアについて↗ご紹介しました。久しぶりのドアです!)
新築やリフォームで「どのドアにすればいいか分からない」と悩む方は多いですが、選び方のポイントさえ押さえれば、後悔のないドア選びができます。
この記事では、おしゃれな室内ドアを選ぶための4つのポイント、引き戸(ひきど)・開き戸(ひらきど)・折れ戸(おれど)の違い、場所別の選び方、よくある失敗例、そしてよくある質問までまとめて解説します🚪
目次を表示する
室内ドアは部屋の印象と暮らしやすさを左右する

室内ドアは、インテリアの中でも面積が大きいアイテムのひとつです。
壁紙やフローリングは丁寧に選ぶのに、ドアは「なんとなく標準仕様で」と流してしまうケースが少なくありません。しかし、ドアの色・素材・デザインが部屋のトーンと合っていないと、それだけで空間全体がちぐはぐな印象になったりします。
逆に言えば、ドア選びにこだわるだけで、インテリアの完成度は一段上がります。
特に、次の2つについては頭の片隅には置いておいていただきたいです!
① 空間の雰囲気を決めるインテリアアクセント
ドアは部屋の中で視線が自然と向かう場所です。たとえば、リビングの入り口にガラス入りのハイドアを取り入れるだけで、それだけで「こだわった空間」に見えます。
② 暮らしやすさに直結する機能的なパーツ
開く方向、引き戸か開き戸か、ソフトクローズの有無など、これらは毎日何回も使うものだからこそ、見た目だけでなく機能面も合わせて選ぶ必要があります。
「おしゃれ」と「暮らしやすさ」の両方を満たすのが、室内ドア選びのゴールです。
おしゃれな室内ドアにするための4つのポイント

おしゃれな室内ドアを選ぶうえで、気にしておきたいポイントが4つあります。それぞれ順番に見ていきましょう。
①床や壁の色と合わせる
ドアの色選びは、床か壁のどちらかに合わせるのが基本です。
理由はシンプルで、空間の中で色の種類が増えすぎると、まとまりがなくチグハグな印象になるからです。
具体的には次の2パターンが定番です。
・床に合わせる:ドアを床と同系色にすることで、空間に一体感が生まれます。ナチュラル系の床材にはウォールナットや薄いオーク系のドアがよく合います。
・壁に合わせる:クロス(壁紙)と合わせた色(写真のような部屋ではドアも白やオフホワイト)にすることで、すっきりとした清潔感のある空間になります。インテリアを選ばず、どんなスタイルにも馴染みやすいのが利点です。
反対に、床はナチュラル系・壁は白・ドアは濃いグレー、というようにバラバラになると一気に散漫な印象になります。「床か壁か、どちらかに寄せる」を判断基準にするだけで、失敗は大幅に減ります。
②ガラス入りドアで光や抜け感をつくる
ガラス入りドアは、採光と抜け感の両方を同時に叶えます。
日中でも暗くなりがちな廊下や北向きの部屋では、ガラス入りドアを選ぶだけで自然光の入り方が変わります。また、視線がドアの向こうまで抜けることで、実際の面積より広く感じる効果もあります。
ただし、デメリットもあるので、以下の2点に気をつけてみてください。
・寝室やトイレなど、視線が気になる場所にはすりガラスやフロストガラスなどの視線をやわらげるガラスを選ぶ
・キッチンなど匂いや音が漏れやすい場所は、ガラスのないソリッドドアも選択肢のひとつに
ガラスの透明度と設置場所をセットで考えるのが、失敗しないコツです。
③取っ手や枠の色までそろえる
ドアのディテールを決めるのは、取っ手と枠の色です。
本体のデザインが良くても、取っ手がバラバラの素材・色だと安っぽく見えます。逆に、取っ手と枠の色を揃えるだけでドア全体の完成度が上がります。
人気のカラー系統は以下のとおりです。
・マットブラック:モダン・ヴィンテージ・インダストリアルなど幅広いスタイルに合う
・ゴールド系や真鍮など:ナチュラルや北欧スタイルと相性が良く、温かみが出る
・シルバー系やサテンニッケルなど:クールでシンプルな空間に馴染む
家全体で取っ手の色を統一すると、それだけでインテリアの完成度が格段に上がります。
④ドアの高さで空間をすっきり見せる
天井高に近い「ハイドア」は、部屋をより広く・高く見せる効果があります。
ハイドアのメリットは次のとおりです。
・ドア上の壁(垂れ壁)がなくなり、天井が高く見える
・空間全体のラインがシンプルに整う
ただし、コストは通常ドアより高くなりやすく、開閉の際に少し重みを感じる場合もあります。リビングや玄関まわりなど、視線が集まる場所に絞って採用するのが費用対効果の高い選択です。
室内ドアの種類|引き戸・開き戸・折れ戸の違い

室内ドアの形状は大きく「引き戸」「開き戸」「折れ戸」の3つに分かれます。それぞれ向いている場所と向いていない場所があるため、間取りと使い方に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、それぞれの特徴と、そのドアが向いている場所をご紹介します。
引き戸が向いている場所
引き戸は、ドアを開けたままにしても邪魔にならないのが最大のメリットです。
横にスライドして開けるため、開口部の前後にスペースが不要です。開けっ放しにして部屋をつなげて使いたい場所や、通過頻度が高い場所に特に向いています。
向いている場所は以下のとおりです。
・キッチンとダイニングの間
・高齢者や小さな子どもが使う部屋(開閉が軽く、指を挟みにくい)
・廊下が狭いトイレ・洗面所
デメリットとしては、引き込むスペースが壁の中に必要なため、壁にコンセントやスイッチを配置しにくくなる点があります。
開き戸が向いている場所
開き戸は、気密性と遮音性が高く、デザインの自由度も広いのが特徴です。
開き戸はドアを前後に押し引きして開けるタイプで、室内ドアの中で最もポピュラーな形状です。
向いている場所は以下のとおりです。
・リビング・ダイニング(存在感のあるデザインを活かせる)
・寝室(しっかり閉まるため防音・遮光に優れる)
・玄関まわりのホール
注意点として、開口部の前後にスペースが必要です。ドアを開けたときに家具や壁にぶつからないか、必ず確認してください。
折れ戸が向いている場所
折れ戸は、開口幅を広く取りながら開閉スペースを最小限にできます。
クローゼットやパントリーなど、収納まわりに使われることがほとんどです。両開きにすることで収納内部を広く開放でき、中が見渡しやすくなります。
ただし、折れ戸は開閉の際に少し手前にせり出すため、目の前に家具があると開けにくくなります。収納前のスペース確保が設計段階でのポイントです。
場所別に考える室内ドアの選び方

ドアの形状・デザインは、設置場所ごとに最適解が変わります。場所別に何を重視すべきかをまとめました📝
リビングドア
リビングドアは「見せるドア」としてもこだわるべき場所です。
理由は、家の中で最もよく目に入り、来客にも見られる場所だからです。
おすすめの選び方は以下のとおりです。
・ガラス入り+ハイドアの組み合わせで、開放感と上質感を両立
・LDKのフローリングや壁の色に合わせて、統一感を出す
・取っ手はマットブラックや真鍮など、こだわりを見せるパーツとして活用
「リビングドアだけ奮発する」というメリハリのある選択が、コストバランスと満足度の両立につながります。
洗面・トイレのドア
洗面やトイレのドアは、機能性とコンパクトさを優先します。
廊下が狭い場合は開き戸より引き戸の方が開閉しやすく、高齢者や小さな子どもが使う場合も引き戸の方が安全です。
デザイン面では、洗面所は毎日使う空間なので、ちょっとしたこだわりを入れやすい場所でもあります。タイルや鏡のデザインに合わせた素材選びや色選びをすると、洗面所全体のまとまりが出ます。
また、住宅のトイレのドアは内開きよりも外開きか引き戸がおすすめです。これは、万が一室内で倒れてしまったときに救助しやすくなるためです。
寝室・子ども部屋のドア
寝室は遮音性、子ども部屋は安全性を重視した選び方をします。
寝室では、就寝中の生活音を軽減するため、気密パッキンつきのドアや防音ドアが選択肢に入ります。また、リビングの光が入り込まないよう、ガラスなしのソリッドドアが基本です。
子ども部屋では、ソフトクローズ(指はさみ防止機能)つきの引き戸が人気です。バタンと閉まらないため、就寝中の家族を起こさずに済み、指を挟む事故のリスクも下がります。
パントリー・収納まわりのドア
収納扉は「全開できること」と「存在感を消すこと」が大切です。
パントリーや大型収納は、中の棚や荷物が一目で見渡せることが使い勝手の良さに直結します。そのため、両開きの折れ戸や引き違い戸が向いています。
また、収納扉は壁と同色・同素材にして存在感を消す選択も有効です。視線がうるさくならず、空間がすっきり見えます。
室内ドアで後悔しやすいポイント
室内ドアは、毎日何度も開け閉めする場所です。見た目だけで選ぶと、住み始めてから動線や使い勝手で気になることがあります。
ここでは、室内ドアで後悔しやすいポイントと、計画時に確認しておきたいことを表にまとめました。
|
後悔しやすいポイント |
よくある原因 |
計画時に確認したいこと |
|
開く向きで動線が悪くなる |
ドアを開けたときの人の動きを考えていない |
開いたときに通路や廊下の邪魔にならないか確認する |
|
家具や収納扉とぶつかる |
家具配置とドアの開閉を別々に考えている |
家具・収納・ドアの開き方を図面上で一緒に確認する |
|
色やデザインが空間から浮く |
床・壁・建具の色のバランスを見ていない |
床や壁、巾木、取っ手の色と合わせて選ぶ |
|
ガラス入りドアで視線が気になる |
採光だけを考えて、見え方を確認していない |
透明ガラス・すりガラス・ガラスの位置を使う場所に合わせて選ぶ |
|
引き戸の音やレール掃除が気になる |
開けやすさだけで引き戸を選んでいる |
床レールか上吊りか、掃除のしやすさや開閉音も確認する |
|
ソフトクローズなどの機能を見落とす |
デザインを優先して機能の確認が後回しになる |
小さな子どもがいるか、夜間の音が気になるかなど暮らし方に合わせて確認する |
室内ドアは、色やデザインだけでなく、開く向き・家具との位置・音・視線まで考えて選ぶことが大切です。
設計段階で家族の動きや家具の置き方をイメージしておくと、住み始めてからの小さなストレスを減らしやすくなります。
イチマルホームの施工事例で見る室内ドア
実際に室内ドアにこだわった施工事例をご紹介します。
①木目とガラスでやさしくつなぐ開き戸
リビングのドアに木枠のガラス入りドアを取り入れました。
木目の床や建具と色味をそろえることで、玄関まわりに自然なまとまりが生まれています。ガラス入りのドアは、閉めていても奥の空間の明るさや気配が伝わりやすく、圧迫感をやわらげてくれるのが魅力です。黒い取っ手を合わせることで、ナチュラルな雰囲気の中にほどよいアクセントも加わっています。
②壁になじませてすっきり見せる引き戸

白いハイドアを採用し、壁になじませて空間をすっきりと見せています。
ドアの存在感を抑えることで、グレーのアクセント壁や照明、床材の質感が引き立ちます。室内ドアは目立たせるだけでなく、壁や空間になじませることで、落ち着いた印象に仕上げることもできます。シンプルな雰囲気にしたい場合や、空間を広く見せたい場合に参考になる選び方です。
まとめ|室内ドアは見た目と暮らしやすさの両方で選ぼう
室内ドアは、インテリアの印象を決める大きなパーツであると同時に、毎日の生活動線に直結するパーツでもあります。
この記事でお伝えしたポイントを振り返ります。
・色は床か壁のどちらかに合わせるのが基本
・リビングドアは1枚こだわるだけでインテリアの完成度が大きく上がる
・引き戸・開き戸は場所と使い方で選ぶ——どちらが優れているわけではない
・後悔は「開く向き・家具との干渉・機能の見落とし」に集中している
・機能は後から追加できないため、設計段階で決める
見た目だけを追いかけると機能で後悔し、機能ばかりを重視するとデザインに満足できない——そのバランスを取ることが、室内ドア選びの本質です。
室内ドアについてよくある質問
室内ドアは引き戸と開き戸のどちらがいいですか?
一概にどちらが良いとは言えません。場所と使い方で選ぶのが基本です。
動線のスムーズさや開けっ放しにして使うことが多い場所(キッチンと廊下の間など)は引き戸、しっかり閉めて使う場所(寝室・書斎など)は開き戸が向いています。高齢者や小さな子どもがいる場合は、引き戸の方が開閉しやすく安全です。
リビングドアはガラス入りの方がおしゃれですか?
おしゃれに見えやすいのはガラス入りですが、必須ではありません。
ガラス入りドアは採光や抜け感が出やすく、空間のアクセントにもなります。 ただし、プライバシーの確保が必要な場合はすりガラスを選ぶか、ガラスなしのデザインドアでもおしゃれな空間は十分つくれます。自分の暮らし方と部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。
室内ドアの色は床と合わせた方がいいですか?
床か壁のどちらかに合わせるのが基本です。どちらが正解というわけではありません。
床に合わせると空間に統一感が生まれ、壁(白)に合わせるとすっきりとしたクリーンな印象になります。差し色として全く別の色を選ぶ上級テクニックもありますが、その場合はリビングなど1箇所に限定し、他の建具とは統一するなどバランスを取ることをおすすめします。
おしゃれな室内ドアは価格が高くなりますか?
デザインやオプション機能によって価格差はありますが、1枚あたり数万円の差であることが多いです。たとえば、「リビングだけグレードアップする」など、部分的にこだわることでコストを抑えつつ効果を最大化できます。
新築で室内ドアを決めるタイミングはいつですか?
間取りが確定した後、フローリングや壁紙と一緒にドアの種類・色・機能を選ぶ流れになります。ショールームで実物を見てから決めると色の確認ができるため、後悔が減ります。迷っている場合は、早めに担当者へ相談することをおすすめします。
素敵なふつう
今回使用した画像は、イチマルホームが実際に担当させていただいた住宅です。
イチマルホームは岡山県内全域での施工実績があります。些細なことでも、気になる点がございましたら、お近くの店舗(赤磐店・岡山店・総社店・倉敷店がございます)にお電話やメール、SNSでのご連絡等で、お気軽にご相談ください!いっしょに考える総合的なお手伝いをさせていただきます。
2026.07.09
✍️関連ブログのご紹介
このブログ記事もおすすめ!






