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家づくり

家づくりに欠かせない木の床材選び|注文住宅で人気の無垢材の種類と特徴

岡山の注文住宅|無垢材のフローリング

こんにちは!広報の中村です🙋‍♀️
今回は床材選びの中でも、特に無垢材に焦点を当ててご紹介します🌳
イチマルホームの施工事例には、木のぬくもりを感じられるフローリングのお家がたくさんあります。人気の理由や種類・特徴について解説していきます!
無垢材を使ったお家づくりに少しでも興味がある方はぜひ読み進めてみてください😊


目次

床材に使われる木材

  集成材

  無垢材

無垢材の種類と特徴

  広葉樹

  針葉樹

無垢材を選ぶときのポイント

  耐久性

  メンテナンス

  デザイン性

まとめ

素敵なふつう

床材に使われる木材

岡山の注文住宅|無垢材のフローリング タモ

家づくりに欠かせない要素のひとつが「床材」です。毎日歩く場所だからこそ、見た目のデザイン性だけでなく、耐久性や快適性も大きく影響します。床材に使われる木材には、大きく分けて「集成材」と「無垢材」があり、それぞれ特徴やメリットが異なります。ここではその違いや特徴を解説していきます。

集成材

集成材は、反りや割れが発生しにくく、安定した品質を持つ床材です。
小さくカットした木材を乾燥させ、接着剤で貼り合わせて作られるため、強度が均一で変化が少ないのが特徴です。施工後の反りなども起こりにくく、安心して使うことができます。さらに、木目や色合いを揃えやすいため、インテリア全体の統一感を出したいときにも向いています。ただし、接着剤を使用しているため「自然素材の風合い」を重視する人にはやや物足りなさを感じることもあります。
例えば、モダンなインテリアに合わせたい場合、集成材なら均一な木目の床を実現しやすく、空間がすっきり整った印象になります。また、床暖房を入れる住宅では熱による伸縮でも影響が少ないです。さらに、比較的コストを抑えられるため、予算を重視しつつ木の温もりを取り入れたい人にも選ばれています。
つまり、集成材は「安定性」「デザイン性」「コストバランス」に優れた床材で、機能性や統一感を重視する人におすすめですが、自然の風合いや経年変化を求める場合は無垢材の検討も必要です。

無垢材

無垢材は自然素材ならではの温もりと質感を楽しめ、経年変化で味わいを深める床材です。
1枚板から切り出してつくられるため、木そのものの香りや肌触りをダイレクトに感じられるのが大きな魅力です。調湿性にも優れ、室内の湿度を自然に調整してくれる効果もあります。さらに、年月とともに色合いやツヤが変化し、「育てる床」として愛着が湧きやすいのも特徴です。ただし、湿度による反りや収縮が起こりやすく、定期的なメンテナンスが必要になる点は注意が必要です。
例えば、スギやヒノキなどの針葉樹は柔らかく足ざわりが心地よいため、素足で過ごすリビングや子ども部屋におすすめです。一方、オークやウォルナットといった広葉樹は硬くてキズに強いため、長く美しい状態を保ちやすく、重厚感のあるインテリアにもよく合います。一方、水回りなど湿気の多い場所では反りやすいので、施工場所には配慮が必要です。
つまり、無垢材は「自然素材の心地よさ」と「経年変化の美しさ」を楽しめる特別な床材です。手間やコストはかかりますが、その分だけ唯一無二の空間をつくりたい方に最適です。
あわせて、イチマルホームのHPでは下記のようにご紹介しています。
『木そのものの素材の特徴を活かし、湿気の多い夏は余分な湿気を吸収し、素足で歩いてもさらっと快適に、乾燥しがちな冬は水分を排出し、静電気の発生を抑えてくれるなどの効果もあります。また、木材は多くの空気を含みますので断熱性も高く、冬でも床面のヒヤッとした感覚は感じにくいです。
また、ワックスなどでメンテナンスをして頂くと、年月が経つにつれて味わいと愛着がわき、その良さを実感できます。』

床材には集成材と無垢材があり、それぞれメリット・デメリットをご紹介しました。
耐久性やコストを重視する場合は集成材が選ばれやすく、自然素材の心地よさを優先したい場合は無垢材が向いています。ライフスタイルや家族構成、デザインの好みによって適した木材は変わってきます。特徴を理解したうえで選ぶことで、長く心地よく過ごせる家づくりにつながります。

無垢材の種類と特徴

岡山の注文住宅|無垢材のフローリング アメリカンブラックチェリー

家づくりで床材を検討するとき、多くの方が注目するのが無垢材です。天然の木をそのまま加工しているため、一枚一枚に異なる木目や色合いがあり、住まいに自然な温もりを与えてくれます。ただし、無垢材といっても種類はさまざまで、それぞれに特徴や適した用途があります。大きく分けると「広葉樹」と「針葉樹」の2種類があり、硬さや質感、見た目の印象も大きく異なります。ここでは、それぞれの無垢材の特徴を知り、自分たちの家に合った床材選びのヒントを見ていきましょう。

広葉樹

広葉樹の無垢材は硬くて丈夫という特徴があります。
硬さがあるため傷がつきにくく、耐久性に優れていることから、長く使える床材を求める方におすすめです。質感も重厚で、空間に落ち着きや高級感を与えてくれるのが魅力です。

代表的な広葉樹には、以下のようなものがあります。
・オーク(ナラ)
・タモ
・ウォールナット
・クルミ
・クリ

例えば、タモは木目がはっきりした硬い木材で野球のバットなどにも使われています。ウォールナットは家具や建材に使用されるものは”ブラックウォールナット”のことを指します。チークやマホガニーと並ぶ三大銘木とも呼ばれる高級木材として人気があります。衝撃に強く重厚感があり見た目が美しいのが特徴です。クルミは古くから食用として親しまれていますが、その固い殻が家庭を守ってくれるとの思いから「家庭円満」の象徴となっています。広葉樹にしては柔らかめの材質であり、衝撃を吸収してくれるとても快適な歩き心地をもたらします。

広葉樹の無垢材は、デザイン性と耐久性を兼ね備えた床材として、注文住宅の家づくりで多く選ばれています。長く美しく使いたい方におすすめの選択肢です。

針葉樹

針葉樹の無垢材は柔らかくて温かみがあるという特徴があります。
柔らかさがあるため、素足で心地よい木の温もりを感じやすいのが魅力です。断熱性にも優れているため、冬でも床が冷たくなりにくく、快適に過ごすことができます。

代表的な針葉樹には、以下のようなものがあります。
・スギ
・ヒノキ
・パイン(マツ)
・アカマツ
・イチョウ

スギは軽くて柔らかく、衝撃を吸収してくれるため足腰に優しい無垢フローリング材に適した素材です。また調温・調湿機能も高いため断熱性に優れています。ヒノキは耐久性があり、水回りや和室にもよく使われます。アカマツは断面の中心部分(心材)が赤みを帯びた色合いであるのに対し、外側(辺材)は白っぽい色で、このコントラストが温かみを感じさせます。特有のさわやかな香りがあり、リラックス効果も楽しめます。

針葉樹の無垢材は、温かみと快適な足ざわりが魅力で、家族が素足で過ごすリビングや寝室などにぴったり。やさしい雰囲気の家づくりをしたい方におすすめです。

無垢材を選ぶときのポイント

岡山の注文住宅|無垢材のフローリング スギ

無垢材は種類や産地によって質感や色味、硬さ、価格が大きく異なります。どれも魅力的に見える一方で、「どの木を選べばいいのか分からない」という声も少なくありません。ここでは、無垢材を選ぶときに押さえておきたいポイントを整理していきます。

耐久性

無垢材を選ぶ際には、まず耐久性に注目することが大切です。
床は毎日人が歩く場所であり、長い年月にわたって摩耗や傷に耐えられる素材を選ぶ必要があります。耐久性の高い木材を使えば、美しい状態を長く保ち、張り替えの頻度を減らすことにつながります。
例えば、オークやタモなどの広葉樹は硬さと耐久性に優れており、傷がつきにくく長期間使用できます。一方、スギやヒノキといった針葉樹は柔らかいため足ざわりは良いですが、傷やへこみができやすい特徴があります。
キッチンや洗面など水回りには、水や汚れに強い広葉樹を選ぶなど、使う場所によって求められる耐久性も変わってくるので部屋の用途も考慮して選ぶ必要があります。

メンテナンス

メンテナンスのしやすさも重要な判断基準です。
無垢材は自然素材ならではの温かみや香りが魅力ですが、湿度や汚れに敏感なため、適切な手入れをしないと劣化が早まる原因になってしまいます。
仕上げ方法もこれに大きく影響しますが、例えば、オイル仕上げの床は定期的なワックスやオイル塗布が必要ですが、日常の小さな傷は削って補修しやすいメリットがあります。一方、ウレタン塗装の床は日常の掃除がしやすく水や汚れに強い反面、部分補修が難しいというデメリットがあります。
多少の手間をかけてでも自然な風合いを楽しみたいのか、反対に手軽さを優先したいのかによって、メンテナンス性の観点から木材や仕上げ方法も選ぶことがポイントです。

デザイン性

デザイン性やインテリアとの相性も忘れてはいけません。
木材は樹種によって色合いや木目の表情が大きく異なるため、空間全体の印象に直結します。好きな雰囲気を演出するためには、それぞれの特徴や色などを理解して選ぶことが大切です。
例えば、ウォールナットは深みのある色合いで重厚感のある空間に合います。タモは木目がはっきりとしていて落ち着いた雰囲気を持ち、和モダンやシンプルなインテリアに調和します。スギは軽くて柔らかな質感とやさしい色合いが特徴で、ナチュラルな空間づくりに向いています。アカマツは力強い木目と赤みを帯びた色合いが魅力で、個性的で温かみのある空間に仕上げたいときにおすすめです。

無垢材を選ぶときは、耐久性・メンテナンス性・デザイン性の3つをバランスよく考えることが大切です。長く快適に暮らすためには、見た目の美しさだけでなく、日々の暮らしに合った強さやお手入れのしやすさも重要なポイントとなります。住まいのスタイルや家族のライフスタイルに合わせて木材を選べば、無垢材ならではの温もりと心地よさを、より長く楽しむことができるでしょう。

まとめ

家づくりにおいて、木材選びは住まいの快適さやデザイン性、そして長期的な住み心地を大きく左右します。集成材は安定性やコスト面で優れており、無垢材は自然素材ならではの温もりや経年変化を楽しめる点が魅力です。また、無垢材は広葉樹・針葉樹といった種類によって特徴が異なり、耐久性やメンテナンス性、デザイン性を意識して選ぶことが重要です。
理想の住まいをつくるためには、木材の特性を理解し、ライフスタイルやインテリアの方向性に合った素材を選ぶことがポイントです。適切に選ぶと毎日の暮らしがより快適になり、年月を重ねるごとに愛着が増す素敵な住まいになること間違いなしです。

素敵なふつう

今回使用した画像は、イチマルホームが実際に担当させていただいた住宅です。
イチマルホームは岡山県内全域での施工実績があります。些細なことでも、気になる点がございましたら、お近くの店舗(赤磐店・岡山店・総社店・倉敷店がございます)にお電話やメール、SNSでのご連絡等で、お気軽にご相談ください!いっしょに考える総合的なお手伝いをさせていただきます。


2025.10.02

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