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玄関収納アイデア完全ガイド【後編】|実例でわかる使いやすい収納計画

こんにちは!広報の中村です🏃
玄関収納アイデア完全ガイドの前編はご覧いただけましたか?まだの方は「新築で後悔しない動線と収納計画」もぜひチェックしてみてください💁♀️
今回は後編として、実例をもとに玄関収納の工夫をご紹介します。
前編で整理した玄関収納の考え方を、具体的なイメージに落とし込むヒントになれば嬉しいです😊
目次
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実例で見る|使いやすい玄関収納レイアウト集
ここでは玄関のサイズ感や間取りに合わせた玄関収納レイアウトの実例をご紹介します🙋♀️
玄関正面をすっきり見せる収納レイアウト

玄関に入ったときに正面に収納が見えないレイアウトは、空間を広くすっきり見せられるのが特徴です。荷物の存在感を抑え、生活感が出にくいのが特徴です。
この写真のように、地窓と組み合わせることで明るさと奥行き感も生まれます✨
通り抜けできる玄関収納レイアウト

玄関から収納を通って室内へ通り抜けができるレイアウトは、外出・帰宅時の動線がスムーズです。靴や上着、ベビーカーなどを収納しながら移動できるため、玄関に物が出にくく、常に整った印象を保つことができます。
コンパクト玄関でも成立する収納レイアウト

限られた玄関スペースは、壁面収納や高さを活かすことで収納量を確保できます。床面積を増やさず、圧迫感を抑えつつ収納力をアップできます。
物別に考える|玄関収納アイデア実例
玄関収納は、「何を置くか」から逆算して考えると失敗しにくくなります。
ここでは、物別に収納の考え方と実例を紹介します。「この物、どこに置くのが家族にとってラク?」を想像しながらご覧ください!
靴が散らからないための収納アイデア

玄関が散らかる一番の原因は、よく履く靴の定位置が決まっていないことです。
家族それぞれの一軍の靴を考えて、出し入れしやすい高さにすると脱ぎっぱなしを防ぎやすくなります。可動棚を使えば、季節物や子どもの成長に合わせた靴のサイズに調整も可能です。
カバン・ランドセルの収納アイデア

カバンやランドセルは、どうしてもかさばるものなので、放置しているだけですぐ散らかっているように見えてしまいます。玄関収納の一角にフックや棚を設けることで、帰宅後すぐに置く動線が完成します。帰ったらここという定位置が決まると、自然と片づく習慣が身につきます。
上着・コートを玄関で収納するアイデア

花粉やホコリなど、外で付着した汚れを室内に持ち込みたくない場合は、上着を玄関で脱いでから室内に移動できる動線設計がおすすめです。これは、ハンガーパイプを設置するだけで実現できます。来客用と家族用で位置を分けると、見た目もすっきりします。
ベビーカー・外遊び道具の収納アイデア

ベビーカーや外遊び道具は、しまう場所が決まらないと出しっぱなし…ということも起こりがちです。土間収納や玄関脇のスペースを活用し、出し入れしやすい収納を意識すると負担が減ります。砂や泥などを持ち込まないためにも玄関ドアの近くを定位置にするのがおすすめです🚪
使いやすさが変わる|収納寸法・パーツの実例ポイント

玄関収納は、同じレイアウトでも寸法やパーツ選びで使いやすさが大きく変わります。
「なんとなくこのくらい」で決めてしまうと、狭く感じたり、使いにくさを感じたりする原因になりかねません。ここでは、実際によく採用される寸法やパーツをもとに、失敗しにくい考え方と実例ポイントをご紹介します。
シューズクロークの通路幅・棚奥行きの実例

シューズクロークは、通路幅と棚の奥行きのバランスが使いやすさを左右します。通路幅は800〜900mm程度あると、人がすれ違ったり、物を持ったままでも動きやすくなります。ちなみに、最小サイズは600mmで、大人が横向きにならずに通れる最低限の幅と言われています。900mm以上の場合は子どもと並んで靴を履いたり、ベビーカーを広げたまま置いたりしたい場合に適しています。
棚の奥行きは300〜400mmが一般的で、圧迫感を抑えられます。400mmあれば、靴はもちろん、ほとんどのメーカーの靴の箱もいっしょに収納できます。
可動棚・固定棚の使い分け実例
玄関収納では、可動棚と固定棚をどう使い分けるかで、使いやすさと将来の満足度が大きく変わります。
可動棚は、棚の高さを後から調整できるため、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。特に、子どもの成長に合わせて靴のサイズや高さが変わるご家庭では、可動棚を多めにしておくと長く使いやすくなります。
一方で、すべてを可動棚にすると、棚板がたわみやすかったり、金具が見えることでラフな雰囲気になりやすいという面もあります。
そこで取り入れたいのが固定棚です。固定棚は強度が高いため、重さのある靴やボックス類を置くのに向いています。また、複数設置した時でもラインが揃うことで、玄関全体がすっきりとした印象になります。
実例として多いのが、下段は可動棚で上段は固定棚という組み合わせです。
床に近い下段や普段から出し入れする頻度が高い段は、ブーツやスニーカーなど高さの異なる靴を収納することが多いため、可動棚にしておくと調整しやすくなります。
一方、使用頻度の低い靴や収納ケースを置く上段は固定棚にすることで、安定感と見た目のバランスを取りやすくなります。
フック・ハンガーパイプの活用実例

上着・コートを玄関で収納するアイデアでもご紹介したように、フックやハンガーパイプは「掛ける収納」に欠かせないアイテムです。棚にしまう収納に比べて、出し入れが一瞬でできるのが最大のメリットです。
特に玄関は、
・上着
・帽子
・カバン
・リュック
・レインコート
など、一時的に使う物や毎日持ち出す物が多く、掛ける収納との相性がとても良い場所です。
フックは、限られたスペースでも取り入れやすく、必要な場所にピンポイントで設置できるのが特徴です。
例えば、玄関ホールの壁やシューズクロークの入口付近にフックを設けることで、帰宅後すぐにカバンや帽子を掛けられます。
ハンガーパイプは、コートやジャケットなど丈のある物を掛けたい場合に便利です。
花粉や雨で濡れた上着を室内に持ち込まないという点でも、玄関収納との相性は抜群です。
実例として多いのが、シューズクロークの一角にハンガーパイプとフックを設置するプランです。
上段にハンガーパイプでコートを掛け、下段にフックを設けて子どものカバンや帽子を掛けることで、家族それぞれが使いやすい収納になります。子ども用のフックは高さを低め(900〜1,100mm程度)に設定すると、自分で片付けやすくなります。
フックやハンガーパイプは、後から追加できることも多いですが、下地やスペースを事前に考えておかないと、理想の位置に設置できないこともあります。どこで上着を脱ぐか、帰宅後は何を最初に置きたいかをイメージしながら計画しておくことが必要です。
ベンチ・カウンターを設けた玄関実例

玄関収納をより使いやすくしたい場合、ベンチやカウンターの設置はとても効果的です。
座ったり物を置いたりというワンクッションをつくることで、帰宅時・外出時の動作がぐっと楽になります。
ベンチは、靴の脱ぎ履きを落ち着いて行いたいご家庭に向いています。
特に、
・小さなお子さまがいる
・ご高齢のご家族と暮らしている
・ブーツや紐靴を履く機会が多い
といった場合は立ったまま靴を履くよりも、安全かつストレスの少ない動線になります。
実例として多いのが、下駄箱やシューズクロークの一部をベンチとして兼用するプランです。座面の高さは400〜450mm程度にすると動作が楽になります。ベンチ下を収納スペースとして活用すれば、スリッパや子どもの外遊び用品などもすっきり収められます。
一方、カウンターは一時置き場として活躍します。買い物帰りの袋や宅配物、外出前に持っていく荷物をサッと置ける場所があるだけで、玄関での動きに余裕が生まれます。床に直接置かなくて済むため、汚れが気にならないのもメリットです。カウンターの高さは、腰〜肘あたり(850〜1,000mm程度)が使いやすい目安です。この高さであれば、荷物を一時的に置くだけでなく、鍵や郵便物の定位置としても活用できます。ニッチや壁面収納と組み合わせて、ディスプレイスペースとして使うご家庭も増えています。
暮らしが変わっても使いやすい玄関収納の工夫

玄関収納は、完成した直後よりも「数年後」に使いづらさを感じやすい場所です。
なぜなら、家族構成や持ち物は、暮らし始めてからも変化していくからです。
・子どもの成長による靴や荷物の変化
・部活動や習い事、趣味の道具の増加
・ベビーカーが不要になったあとに増える別の物
こうした変化を想定せず、今の暮らしだけで収納を作ってしまうと、数年で玄関が手狭に感じてしまうことも少なくありません。
ここでは、将来を見据えて「使い続けやすい玄関収納」をつくるための実例ポイントを紹介します。
将来、モノが増える前提で余白を残した実例
玄関収納で後悔しにくいのは、「最初から収納をパンパンにしない」計画です。
収納量に余裕があると、暮らしの変化に合わせて使い方を柔軟に変えられます。
実例として多いのが、
・棚をすべて埋めず、あらかじめ空きスペースを確保する
・可動棚を多めにして、将来高さを変えられるようにする
といった工夫です。
新築時は「まだ物が少ないからスペースが余っている」と感じるかもしれませんが、それに加えて余白があることで、物が増える変化にも無理なく対応できます。収納は足りなくなってから増やすのが難しい場所だからこそ、最初から余白を残す考え方が重要です。
家族構成が変わっても使い回せる収納計画
玄関収納は、特定の人専用に作り込みすぎない方が、長く使いやすくなります。
例えば、
・「子ども専用」「夫専用」と完全に分けすぎない
・高さや用途を固定しすぎない
といった配慮がポイントです。
実例では、
下段は家族全員が使える共用スペース、
中段〜上段はその時々で役割を変えられる収納
とするケースがよく見られます。
子どもが小さいうちは外遊び用品や通園バッグ置き場として使い、成長後は部活用品や通勤用バッグ置き場に変えるなど、同じ収納を使い回せるのが理想です。
誰の物を入れるかではなく、どんな用途に使うかという視点で計画すると、家族構成が変わっても無理が生じにくくなります。
用途を決めすぎない収納のつくり方
玄関収納でありがちな失敗が、用途を細かく決めすぎてしまうことです。
「ここはベビーカー」「ここは長靴」「ここはアウトドア用品」と決めすぎると、その用途が不要になったときに使いにくくなってしまいます。かと言って、位置を全く決めないのは散らかる原因になります。
おすすめなのは、
・大まかなゾーン分けだけを行う
・中身は暮らしに合わせて変えられる余地を残す
という考え方です。
例えば、
・床置きできる土間スペースを少し広めに確保する
・棚の高さを変更できる可動棚を採用する
・フックやパイプを追加できる余白を残す
といった工夫が挙げられます。
玄関収納は、完成形を決め切るよりも、変化を受け入れられる余白を残すことが、長く快適に使うためのポイントです。
後編まとめ|実例から学ぶ玄関収納アイデア
玄関収納は、見た目を整えるだけでなく、毎日の動線や暮らしやすさを大きく左右する場所です。今はちょうどよく感じる収納でも、家族構成の変化や持ち物の増減によって、使いにくくなるケースは少なくありません。だからこそ、最初から用途を決めすぎず、「変えられる」「使い回せる」収納計画が、長く快適に暮らすためのポイントになります。
前編では、玄関収納を考えるうえでの基本的な動線や考え方を整理しました。
なぜその収納が使いやすいのかという視点を押さえたうえで後編の実例を見ると、よりイメージしやすくなるはずです。
これから新築やリフォームで玄関収納を考える方は、「今の暮らし」だけでなく、「これからの暮らし」も少しだけ想像しながら、計画を進めてみてください。
素敵なふつう
今回使用した画像は、イチマルホームが実際に担当させていただいた住宅です。
イチマルホームは岡山県内全域での施工実績があります。些細なことでも、気になる点がございましたら、お近くの店舗(赤磐店・岡山店・総社店・倉敷店がございます)にお電話やメール、SNSでのご連絡等で、お気軽にご相談ください!いっしょに考える総合的なお手伝いをさせていただきます。
2026.02.19
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