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玄関収納アイデア完全ガイド【前編】|新築で後悔しない動線と収納計画

玄関施工事例|岡山の注文住宅イチマルホーム

こんにちは!広報の中村です🚶‍♀️
突然ですが、みなさんはお家の玄関をどんな状態にしたいですか?
A:靴が1足も出ていない、すっきり整った玄関
B:靴や荷物が出しっぱなしの玄関
今回と次回のブログは「Aの玄関にしたい」と感じた方にぜひ読んでいただきたいです📝
新築・注文住宅の家づくりで後悔することが多いポイントのひとつが、「玄関の収納」です。
収納はたっぷり作ったはずなのに、気づけば靴や荷物があふれたり、来客時に慌てて片付けたり…。思っていた玄関となんか違う!と感じる方って、実は少なくありません😢

【前編】では、注文住宅で玄関収納に後悔しないために知っておきたい
・よくある失敗の理由
・動線設計の考え方
・収納の種類や選び方
・見せる収納と隠す収納の判断軸
について、分かりやすく解説します。

具体的な収納アイデアや実例は【後編】で詳しく紹介するので、まずはこの前編で「失敗しない玄関収納の考え方」を整理していきましょう。

目次

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新築の玄関収納で後悔する人が多い理由

  よくある玄関収納の失敗パターン

  住んでから不満が出やすい玄関収納の理由

注文住宅の玄関収納は動線設計で決まる|失敗しない考え方

  玄関収納と動線の基本

  動線を整える|2way玄関

新築で選べる玄関収納の種類と特徴|シューズクロークや土間収納など

見せる収納と隠す収納の正しい考え方

  見せる玄関収納が向いているケース

  隠す玄関収納が向いているケース

  見せる×隠すを両立させる設計のコツ

前編まとめ|玄関収納で後悔しないために押さえるポイント

素敵なふつう

新築の玄関収納で後悔する人が多い理由

住み始めてから「なんだか使いにくい」「すぐ散らかる」と後悔する声がとても多いのが、玄関収納。
ここではまず、多くの方が陥りやすい玄関収納の失敗パターンと、なぜ住んでから不満が出やすいのか、その理由を整理していきましょう💡

よくある玄関収納の失敗パターン

玄関収納で後悔する原因の多くは、収納量(広さ)や見た目のデザインだけでプランを決めてしまうことです。
注文住宅の打ち合わせでは、リビングやキッチンに意識が向き、玄関収納は「空いたスペースに適当な下駄箱を置けばいい」みたいに、後回しにされがちです。

しかし、玄関は家の第一印象を決める大切な場所であると同時に、外の物を家の中に持ち込ませない境界線です。何を、いつ、誰が使うのかという「暮らしのシミュレーション」が不足していると、入居後すぐに使いにくさが表面化します😕

具体的には、以下のような失敗例があります。
①靴の数だけでサイズを決め、土間収納がパンクした
→ ベビーカーや傘、部活動の道具やアウトドア用品など、靴以外の外で使う物が溢れ、結局玄関に出しっぱなしに…

②流行りのオープン収納で生活感が隠せない
→ 見せる収納はおしゃれですが、常に整理整頓が必要。子どもがいたり靴が多かったりするご家庭では散らかりやすく、来客時に慌てる…

③「シューズクローク(SIC)」の動線が悪く、ただの物置になった
→ 家族の帰宅動線と収納場所がズレていると、片付けるのが面倒になり、結局見えるところに靴が並ぶ…

④数年後のライフステージ変化を計算に入れていなかった
→ 子どもの成長とともに、靴のサイズも大きくなり、部活動の道具や趣味の荷物が増えて数年でキャパオーバーに…

このように、玄関収納の失敗は、単に「スペースが足りない」ことよりも、「実際の暮らしとのズレ」から起こる場合が多いです。

住んでから不満が出やすい玄関収納の理由

玄関収納は、図面上の広さや完成イメージだけでは使い勝手を想像しにくく、実際の「生活動線」とのズレが不満として表れやすい場所だからです。

玄関は、一日の中で最も「無意識の動作」が繰り返される場所です⌛
・出勤・通学前の1分1秒を争う慌ただしい時間
・スーパーの買い物帰りで両手がふさがっている瞬間
・雨の日に濡れた傘やコートを抱えて帰宅したとき
このような余裕がないタイミングの動きを設計段階で細かくシミュレーションできていないと、小さな使いにくさが毎日のストレスとして積み重なってしまいます。

例えば…
①靴をしまうのが面倒で、つい出しっぱなしにする
→ シューズクロークが玄関の奥にあり、靴を脱いでから収納するまでの歩数が多すぎる。

②重い荷物を持ったまま、リビングまでが遠い
→ 買い物袋を一時的に置くベンチやカウンター、あるいはキッチンへ直行できる動線がない。

③来客時に家族の靴やカバンが丸見えになる
→ 収納量ばかりを重視し、視線を遮る「隠す収納」の配置を検討していなかった。

④ベビーカーや三輪車が動線の邪魔になる
→ 廊下の広さを、人が通る分だけで計算してしまった。

玄関収納の不満の多くは、暮らしのイメージがうまくできていない状態でプランを決めてしまうことが原因です。

ここまで見てきたように、新築の玄関収納で後悔が生まれる原因は、「収納が少なかったから」ではありません。多くの場合、「何を置くのか」「いつ・誰が・どんな動きで使うのか」といった暮らしのシーンを具体的に想像しないまま、収納量や見た目だけで決めてしまうことが原因です。

玄関は、毎日の無意識な動作が集中する場所だからこそ、少しの動線のズレや使いにくさが、「散らかる」「片付かない」「ストレスがたまる」という不満につながりやすいのです。

注文住宅の玄関収納は動線設計で決まる|失敗しない考え方

玄関収納の使いやすさを大きく左右するのが、間取りにおける「動線設計」です。どれだけ収納量を確保しても、動きに合っていない収納では、使われなくなってしまいます。
ここでは、玄関収納を成功させるために欠かせない動線設計の基本的な考え方と、動線の整え方を順番に解説していきます📌

玄関収納と動線の基本

玄関収納を使いやすくするための基本は、「人の動きの流れに収納をあわせる」ことです。
収納の量や形よりも、どこで・何を・どのタイミングで使うかを基準に考えることが重要です。
玄関は、毎日同じような動きを繰り返す場所です。そのため、動線と収納の位置が合っていれば、特別な意識をしなくても自然と片付きます。逆に、収納までの距離が遠かったり、動線から外れていたりすると、あとで片付けようが積み重なり、出しっぱなしが当たり前になってしまいます。

玄関収納を考えるときは、次のような流れを想像してみてください。
帰宅してドアを開ける→靴を脱ぐ→荷物を置く→上着を脱ぐ→室内へ進む🚶
イメージしたこの動きの途中に、
・靴をしまう場所
・カバンや買い物袋の一時置き場
・コートや帽子を掛ける場所
が無理なく配置されているかがポイントです。

玄関収納の基本は、収納を増やすことではなく、「動線に沿って配置すること」です。
まずは家族の帰宅から室内へ入るまでの動きを整理し、その流れに合わせて収納を配置するという考え方を意識するだけで、玄関収納の失敗は大きく減らせます。

動線を整える|2way玄関

玄関収納を使いやすく保つためには、家族動線と来客動線を分けて考えることがとても重要です。この切り分けができているかどうかで、玄関の整いやすさは大きく変わります。
家族と来客とでは、玄関での行動や使い方がまったく違うのです。

家族は毎日使うため、
・靴の出し入れが頻繁
・カバンや上着、荷物が多い
使いやすいことが最優先になります。

一方、来客は滞在時間が短く、
・見た目のすっきり感
・生活感が目に入らないこと
が重視されます。

この2つを同じ動線・同じ収納で対応しようとすると、どちらかに無理が生じてしまいます。

例えば、こんなケースがよくあります。
①家族用の靴・カバン・上着が玄関正面に見えてしまう
→ 来客時に家族の生活感が一気に目に入る

②来客動線上に家族の動線が重なる
→ 出入りが重なり、玄関が混雑する

③来客用に見せたい収納と、家族用の実用収納が混在する
→ 結果的にどちらも中途半端になる

これを防ぐためには、来客が通る「見える動線」家族が使う「実用重視の動線」を分けて考えることがポイントです。

例えば、玄関正面はすっきりとした下駄箱のみで、家族はシューズクロークや土間収納を通って室内へ…といった設計にすると、来客時も日常生活も無理なく両立できます。

玄関収納を成功させるには、「誰が使う収納なのか」を明確にすることが欠かせません。
家族動線と来客動線を分けて考えることで、普段は使いやすく来客時はきれいに見える玄関が実現しやすくなります。

新築で選べる玄関収納の種類と特徴|シューズクロークや土間収納など

玄関施工事例|岡山の注文住宅イチマルホーム

新築・注文住宅では、玄関収納にもさまざまな選択肢があります。
シューズクローク(SIC)や土間収納、壁面収納、造作収納など、名前を聞くだけでも「何が違うの?」と迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。

ここでは、代表的な玄関収納の種類について、それぞれの特徴・向いているご家庭・注意点を整理しながら解説していきます。まずは「どんな収納があるのか」「自分たちの暮らしに合うのはどれか」を知ることが、後悔しない玄関収納づくりの第一歩です。
以下に6種類の玄関収納の特徴・向いているご家庭・注意点を表にまとめます💁‍♀️

収納タイプ

特徴

向いているご家庭

注意点

ウォークスルー型SIC

玄関→収納→室内へと通り抜けられる動線。家族動線と来客動線を分けやすい

家族人数が多い/外出・帰宅が多い/玄関を常にすっきり見せたい

通路幅が狭いと使いづらい。収納量を優先しすぎると「通りにくい物置」になりやすい

ウォークイン型SIC

玄関横に入って戻るタイプの収納。収納量を確保しやすい

靴や外用品が多い/アウトドア・部活用品がある

動線から外れると使われなくなりがち。湿気対策(換気・気密)を考えないとニオイがこもる

土間収納

ベビーカーや自転車、濡れた物もそのまま置ける収納

小さな子どもがいる/アウトドア・ペットがいる

何でも置けてしまい散らかりやすい。通路幅と床汚れ対策を考慮しないと後悔しやすい

壁面収納

玄関ホールの壁を活かした省スペース収納

玄関を広く見せたい/収納量は最低限でよい

収納量に限界がある。将来モノが増えるとすぐあふれやすい

造作収納

家族の持ち物・使い方に合わせて自由に設計できる

収納したい物が明確/デザインにこだわりたい

コストが上がりやすい。将来の暮らし変化に対応しにくい場合がある

既製品下駄箱

コストを抑えやすく、デザイン・サイズが豊富

玄関をシンプルにまとめたい/標準的な収納で十分な

暮らしに合わないと使いづらい。靴以外の収納が不足しやすい

このように、玄関収納は「収納量が多ければ良い」「広ければ安心」というものではありません。
✔ 動線を重視するなら【ウォークスルー型SIC】
✔ 収納量を優先するなら【ウォークイン型SIC・土間収納】
✔ 見た目をすっきりさせたいなら【壁面収納・既製品下駄箱】
✔ 暮らしに合わせて細かく設計したいなら【造作収納】
といったように、何を優先するかで選ぶべき収納は変わります。

見せる収納と隠す収納の正しい考え方

玄関施工事例|岡山の注文住宅イチマルホーム

玄関収納を考えるとき、「見せる収納」と「隠す収納」のどちらが正解かで迷う方は少なくありません。ですが、“おしゃれかどうか”より、暮らし方や動線に合っているかという視点で考えることが重要です✅
ここでは、見た目の好みだけで選んで後悔しないために、見せる・隠すを判断するための基本的な考え方を整理していきます。

見せる玄関収納が向いているケース

見せる収納は、玄関をおしゃれに魅せたい、整理整頓に自信があるご家庭に向いています。
棚やフックに靴や小物をディスプレイするスタイルで、デザイン性を活かせる一方、常に整理整頓を保つ必要があります。生活感が出やすいアイテムは、きちんと見せないと逆に雑然と見えてしまいます。
例えば、帰宅後すぐに靴や鍵、帽子を指定の場所に置く習慣があれば、オープンシェルフやフック型収納が有効です。お気に入りの靴や小物をディスプレイしながら使えるので、来客時もすっきり見せられます。
整理整頓を習慣化できるご家庭や、玄関をおしゃれな空間として楽しみたいご家庭には、見せる収納が最適です。

隠す玄関収納が向いているケース

隠す収納は、生活感を見せたくない、家族の物が多いご家庭に向いています。
扉付きの下駄箱やシューズクローク、造作収納などで物を隠すと、来客時にも玄関がすっきり見えます。また、子どもや家族が片付けやすく、出しっぱなしを防ぐ効果もあります。
例えば、ベビーカーや三輪車、部活動の道具など大きめの荷物が多ければ、扉付きの土間収納やウォークスルーSICに収納することで、玄関の見た目を常に整えておけます。
物が多くても玄関をすっきり見せたいご家庭、来客時の印象を重視するご家庭には、隠す収納が向いています。

見せる×隠すを両立させる設計のコツ

見せる収納と隠す収納を両立させることで、日常使いの便利さと見た目の美しさを両立できます。
すべてを隠すと生活感はないですが、取り出しにくくなることもあります。一方、すべてを見せると雑然と見えるため、用途に応じて分けることが重要です。

・靴やカバン、外遊び用の物は隠す収納に。
・帽子やお気に入りの靴など、見せても美しいものはオープンシェルフに。
・来客時に見える場所と、家族が日常使いする場所を分ける動線設計を組み合わせる。
玄関収納は「用途」と「見せる/隠す」を分けて設計することで、整理整頓しやすく、見た目も美しい空間にできます。

玄関収納で重要なのは、見た目の好みだけで「見せる/隠す」を選ぶのではなく、暮らし方や動線に合っているかを基準にすることです。この考え方を意識するだけで、玄関収納は「日常の便利さ」と「来客時の美しさ」を両立でき、住んでからのストレスを大幅に減らせます。

前編まとめ|玄関収納で後悔しないために押さえるポイント

前編の今回は、新築・注文住宅で後悔しない玄関収納を考えるために、以下のポイントを整理しました。
・玄関収納で失敗する原因
・玄関は動線設計が命
・新築で選べる玄関収納の種類
・見せる収納と隠す収納の判断軸

後編ではイチマルホームの施工事例をもとに収納アイデアをご紹介します。写真てんこ盛りでご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください📸

素敵なふつう

今回使用した画像は、イチマルホームが実際に担当させていただいた住宅です。
イチマルホームは岡山県内全域での施工実績があります。些細なことでも、気になる点がございましたら、お近くの店舗(赤磐店・岡山店・総社店・倉敷店がございます)にお電話やメール、SNSでのご連絡等で、お気軽にご相談ください!いっしょに考える総合的なお手伝いをさせていただきます。

2026.02.12

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